この記事ではくるりのおすすめの曲をランキング形式でお届けします。くるりは1998年にデビューしたロックバンドです。
ボーカルの岸田繁、ベースの佐藤征史を中心に、いく度ものメンバーチェンジを繰り返しながら常に新しい挑戦を続け、デビューから20年以上たった現在も、その音楽は進化し続けています。
まさに、日本のロックミュージック・シーンを牽引する存在と言えます。そんな多彩な音楽性を持つ「くるり」の、名曲ばかりを選んでみました。ぜひお気に入りの1曲を見つけてください!
目次
くるりのおすすめの曲1位:東京
第1位は、くるりのデビュー曲「東京」です。
「東京の街に出て来ました」という印象的なフレーズで始まるこの曲は、夢を追って上京してきた若者の青春と苦悩を歌い上げた、胸に刺さる永遠の名曲です。
デビュー曲とは思えない骨太のギターサウンドは、名プロデューサー、故・佐久間正英氏も「完璧な出来」と絶賛しました。まさにこの曲からくるりの物語は始まったのです。
くるりのおすすめの曲2位:ワールズエンド・スーパーノヴァ
2002年リリース、9thシングルです。くるりのシングルの中でも最高売り上げ枚数を記録しています。
それまでのギターロック・サウンドを封印し、打ち込みによるダンス・ミュージックに挑戦しています。
美しいメロディーラインをのせたクールなサウンドは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。ファン投票でも1位を獲得している、大人気曲のひとつです。
くるりのおすすめの曲3位:ばらの花
2001年に発表された7thシングルのこの曲は、恋愛の終わりの切なさや、胸の痛みを淡々と歌った、センチメンタルな名曲です。
コーラスにはSUPERCARのフルカワミキが参加しています。
それまでの骨太なイメージとは異なり、ピアノを取り入れたシンプルなサウンドで、岸田繁の書くメロディーセンスがより一層際立っています。
この曲はアーティストからの人気が高く、矢野顕子、奥田民生など多くのミュージシャンたちに愛され、カバーされています。
くるりのおすすめの曲4位:ハイウェイ
2003年リリース、12thシングルのこの曲は、映画「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌でした。
妻夫木聡出演のミュージックビデオも印象的で、曲のイメージに合っています。
若者の自由への憧れを歌った青春ソングです。車で聞くとそのままどこか旅へ出かけたくなる、ドライブにぴったりの曲です。
くるりのおすすめの曲5位:魔法のじゅうたん
2010年リリース、23thシングルです。CMにも使われたこの曲は、さわやかでまっすぐなポップ・ミュージックで、くるりの魅力が詰まった一曲です。
「夢見たように飛んで行けるから」というエールのような歌詞と、心を洗われるキラキラとしたサウンドは、聞くたびに元気をもらえます。
くるりのおすすめの曲6位:ジュビリー
2007年リリース、日本のロックバンドとしては初めて、ウィーンで録音を行った曲です。
壮大なストリングスが印象的なこの曲は、クラシックとロックが上手く融合され、夢のような広がりを見せます。
くるりは、ベースの佐藤征史のコーラスも魅力のひとつですが、この曲では重なり合う歌声がとても美しいです。
この曲は、のちに交響楽団と競演もしており、くるりの音楽性の広さが垣間見られます。
「ジュビリー」の歌詞は、別れへの寂しさと、そして門出の祝福を歌ったもので、別れの季節のメッセージ・ソングとしてもおすすめです。
くるりのおすすめの曲7位:HOW TO GO
2003年リリースの11枚目のシングル曲です。初期メンバーの森信行(ドラム)が脱退後、初のシングルになります。
しばらく続いていたダンス・ミュージックや打ち込みサウンドから一転、重々しいギター、スローテンポのオルタナティブ・ロックナンバーになっています。
男の色気を感じる、大変かっこいい曲です!くるりの5thアルバム「アンテナ」では、ドラムの鬼才・クリストファー・マグワイヤがドラムを叩いている、この曲のアルバム・バージョンを聞くことができます。
シングル・バージョンよりさらに男気があふれていて、とてもオススメです。
くるりのおすすめの曲8位:ワンダーフォーゲル
2000年リリース、6thシングルです。
初期のスリーピース時代の名盤「TEAM ROCK」に収録されているこの曲は、打ち込み系のアレンジと、16ビートのドラムが気持ちいいナンバーになっています。
それまでのくるりとはまったく違った電子サウンドにのせ、恋人や仲間と心が離れていく切なさを歌っています。
まだ若い3人の演奏は荒削りですが、胸に刺さります。バンドっていいなあと思わせてくれる1曲です。
くるりのおすすめの曲9位:Bithday
2005年リリースの14thシングルです。モータウン・ビートに乗せて、軽やかに疾走するナンバーです。爽やかで明るく、しかしどこか寂しさを感じる曲調が、春に似合います。
コーラスはイノトモが参加しており、はかないイメージの声が岸田繁のボーカルとよく合っています。大事な人の誕生日に贈る、プレゼントとしてもおすすめの曲です。
くるりのおすすめの曲10位:琥珀色の街、上海蟹の朝
2016年リリースのこの曲で、くるりはなんとラップに挑戦し、ファンを驚愕させました。
アジアのスラム街に紛れ込んだような、くるりの描くシティ・ポップは、最近のおしゃれで耳あたりが良いばかりのシティ・ポップブームに対して挑戦状を叩きつけたようにも感じられます。
既にキャリアも長く、知名度も高いのにも関わらず、初心を忘れず常に新しい音楽にチャレンジし続ける姿勢は、ファンを惹きつけてやみません。
くるりのおすすめの曲についてまとめ
いかがだったでしょう?デビューから20年を超えてなお、新しいジャンルの音楽にチャレンジするくるり。
彼らの楽曲は時代を超えて残る名曲ばかりですので、ぜひお気に入りの曲を見つけてください。