音楽

フジファブリックのおすすめの曲ランキング!収録アルバムも紹介!

この記事ではフジファブリックのおすすめの曲をランキング形式でお届けします。

フジファブリックは、2000年、山梨県富士吉田市で、ボーカルの志村正彦を中心に結成されたロックバンドです。

2004年のメジャーデビュー後は、ノスタルジーを感じる切ない楽曲と、サウンドのかっこよさで一気にファンを増やします。ところが2009年、フロントマンの志村正彦が29歳で急逝。

音楽界に大きなショックを与えます。その後、残されたメンバーは、3人で活動をするという大きな決断をし、現在も活動を続けています。

そんなフジファブリックの曲から、オススメをピックアップしました。過ぎ去った青春や子供時代、そして日本の原風景を感じる楽曲は、誰の心にも刺さるはずです。

フジファブリックのおすすめの曲1位:若者のすべて

1位はこの曲以外考えられない、というほどの名曲です。2007年、10枚目シングルとして発表されました。

「真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた」という印象的なフレーズから始まり、8月の終わりの風景と心象が鮮やかに描かれます。

終わっていく夏休み、花火、恋ー…。誰もが心にしまっている思い出を切々と歌う志村の声は、胸に響きます。年ごとに再評価の高まっている曲です。

フジファブリックのおすすめの曲2位:陽炎

2004年リリースの2枚目シングルです。子供の頃の夏休みを切り取ったようなイメージ、疾走するメロディーが切なく、まるで目の前に夕暮れのセピア色の風景が現れるようです。

バッキングピアノの美しさとテクニックにほれぼれします。キーボードの鬼才・金澤ダイスケの才能を実感できる名曲です。

フジファブリックのおすすめの曲3位:茜色の夕日

2005年リリースの6枚目シングルです。フジファブリックの曲には、移りゆく季節の風景を歌ったものが多いですが、この曲はまさに「秋」そのものです。

「短い夏が終わったのに 今子供の頃のさびしさが無い」という歌詞から、志村正彦は季節の美しさをずっと大事にしていたんだろうな、と感じます。

フジファブリックのおすすめの曲4位:虹

2005年リリース、5枚目シングルです。晴れ渡った青空のような爽快なナンバーで、夏のはじまりにぴったりです。

8ビートに乗せた、自然体で力の抜けたバンドサウンドは、聞く人を遠くに連れて行ってくれます。

フジファブリックのおすすめの曲5位:徒然モノクローム

2012年リリースの12枚目シングルです。2009年の志村正彦の急逝後、彼の意志を継いだ残りのメンバーが、3人体制で発表した初シングルがこの曲でした。

この後、ボーカルはギター担当だった山内総一郎がとることになります。声質は違うのに、不思議と志村正彦と重なる瞬間があります。

フジファブリックは変わらないということをファンに感じさせてくれた、印象深い1曲です。

フジファブリックのおすすめの曲6位:バウムクーヘン

2009年リリースのアルバム『CHRONICLE』に収録されています。志村正彦の遺作となったアルバムの1曲目を飾る、隠れた名曲です。

とりわけBメロの切なさは胸に刺さります。心の弱さを素直につぶやいた歌詞は、悩んでいるときに寄り添ってくれるでしょう。

フジファブリックのおすすめの曲7位:夜明けのBEAT

2010年リリースのアルバム『MUSIC』収録。ドラマ&映画『モテキ』の主題歌に起用されました。ミュージックビデオは森山未來が出演し、街を踊りながら疾走する姿がクールです。

フジファブリックの真骨頂ともいえる疾走系ダンスナンバーで、志村正彦の遺したデモテープを元に、メンバーたちが完成させています。

テンションの上がるビートと、色気のある不思議なメロディーがクセになる1曲です。

フジファブリックのおすすめの曲8位:NAGISAにて

2004年リリース、シングル「陽炎」のカップリング曲です。3分ちょっとと短いながらもフジファブリックらしさ全開の名曲です。

ギターリフがかっこよく、ライブで盛り上がります。志村正彦の曲ですが、こちらのライブ映像は山内くんがボーカルをとっています。

志村くんとはまた違った、彼の甘く色っぽい声にぴったりハマっています。

フジファブリックのおすすめの曲9位:記念写真

2008年発売の3rdアルバム『TEENAGER』収録曲です。作曲は山内総一郎が手掛けています。

アップテンポのキラキラしたアレンジに乗せて、学生時代の消えてゆく思い出を大切に歌っています。卒業の季節にもぴったりの切ない曲です。

フジファブリックのおすすめの曲10位:花屋の娘

2004年発売のミニアルバム『アラモルト』収録曲です。昭和っぽい歌詞と世界観に、タイトなドラムとピアノが突き刺さる、非常にかっこいい曲です。

間奏のエロティックなピアノソロは必聴です。ミュージックビデオは珍しくストーリー仕立てになっており、いつもと違ったメンバーの表情が見られます。

特に志村くんのはかない美しさには息を飲みます。

フジファブリックのおすすめの曲についてまとめ

名曲ばかりを選んでみましたが、いかがだったでしょうか?メンバーの死を経験しながらも、残された3人でバンドを続けていくことを決めたフジファブリック。

その決意に、リスナーは大きな勇気をもらい続けています。彼らの楽曲は、これからも色あせず歌い継がれていくことでしょう。